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SMBでの浸透度はまだイマイチ?「仮想化技術導入の予定なし」が半数以上

これまで大企業を中心に利用されていた仮想化が、徐々に中小企業でも使われ始めている。仮想化のメリットとして、ハードウェアの集約による調達と運用コストの削減、レガシー資産の延命、障害時の迅速な復旧などがある。

こうしたメリットは、企業の大小にかかわらず多くのシーンで有効となるが、むしろコストやリソースにおいて厳しい状況に置かれている中堅・中小企業の方がより大きなメリットが得られるはずだ。しかし、その一方で仮想化のメリットを十分に認識していない管理者が多いことも確かだ。


ノークリサーチが 2009 年 4 月 15 日に発表した調査結果によると、中堅・中小企業ユーザの 52.9 %が仮想化技術の導入予定がないという。この結果は、中堅・中小企業ユーザの多くが仮想化技術を「サーバ台数を減らすための技術」としてのみ認識していることから来たものと思われる。

中堅・中小企業ユーザにとっての仮想化メリットは、旧世代のマシンや OS 上で稼働しているレガシー資産の維持と、ソフトウェアとハードウェアの依存関係を最小限にすることでサーバトラブル時の迅速な復旧にある。

レガシー資産の継承は、ハードウェアの耐用年数や保守期間を超過してからも従来の業務システムを利用したいという中堅・中小企業で多いと想定される。また、トラブル時の迅速な復旧は、事業継続性において大きなファクターとなる。 
 

SMBでの浸透度はまだイマイチ? 「仮想化技術導入の予定なし」が半数以上

仮想化技術の活用状況 (出典:ノークリサーチ 2009 年 4 月 15 日発表 「 クライアント PC 管理への取り組み 」)
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SMBでの浸透度はまだイマイチ? 「仮想化技術導入の予定なし」が半数以上

サーバ形状関連の省スペース化への取り組み (出典:ノークリサーチ 2009 年 4 月 15 日発表 「 クライアント PC 管理への取り組み 」)
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クライアント PC の管理という点においても、ユーザ側の認識が不十分と言わざる得ない調査結果が出ている。

企業における情報漏洩の多くが、クライアント PC の管理が不徹底であることに起因している。しかし、課題として認識しながらも実際に対策に着手している中堅・中小企業は 15.1 %に過ぎない。未着手であるが計画・予算確保済みの企業を併せても 2 割足らずで、 8 割近くの企業が具体的な対策を行なっていない。

また、実際に行っているクライアント PC の管理手段も、もっとも多いもので「セキュリティ強化ソフトの利用」の 52.2 %にとどまっている。このほかも「インストールするアプリケーションの制限( 36.4 %)」「ノート PC の持ち出し禁止( 28.9 %)」といった運用ルールによる管理にとどまるものが多い。

システムによる管理も「クライアント PC 資産管理ソフトの利用( 25.1 %)」「クライアント PC 操作監視ソフト( 23.6 %)」といった部分的にソフトウェアを利用するものが多く、包括的な対策を積極的に行なっている企業は少ない。 

SMBでの浸透度はまだイマイチ? 「仮想化技術導入の予定なし」が半数以上

クライアント PC 管理への取り組み (出典:ノークリサーチ 2009 年 4 月 15 日発表 「 クライアント PC 管理への取り組み 」)
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SMBでの浸透度はまだイマイチ? 「仮想化技術導入の予定なし」が半数以上

クライアント PC 管理の手段 (出典:ノークリサーチ 2009 年 4 月 15 日発表 「 クライアント PC 管理への取り組み 」)
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大企業に比べてリソースに恵まれていない中小企業では、どうしてもシステム面への投資が後手になりがちだ。しかし、セキュリティリスクやトラブル時のリスクには、企業規模の大小は関係ない。こうしたトラブルは、一度起こってしまえば一気に企業の信頼を失わせてしまう。 SMB でも何らかの形で PC 管理対策を行なう必要があるだろう。