ソリューション

管理サービスによってUCCの実現を簡単にする方法

ユニファイドコミュニケーション&コラボレーション(UCC)テクノロジーの長所の1つは、その幅広い機能とオプションです。しかし、UCCでさまざまな機能とオプションがまとめられているということが、煩雑なことの1つでもあります。

まず、生産性ツールと統合されたシンプルなVoIPベースのテレフォニーから始め、従業員がユニファイドメッセージング機能を利用できるようにし、その後、プロファイル転送から音声会議やビデオ会議に至るまで、あらゆる機能を追加することができます。市場調査会社フロスト&サリバンの業界担当責任者であるMelanie Turek氏は、今、UCCテクノロジーを導入する企業は、これらのツールを利用して競合他社よりも2~5年の優位性を得ることになると述べています。

サーバルームにいる技術者
しかし、企業がUCCのすべての機能を一度に実装する必要はありません。また、社内で実装に対応する必要もありません。「企業がUCCの実装を成功させるためには、UCC市場での経験が豊富であり、複雑なインフラストラクチャとさまざまなエンドポイントに対応することができる管理サービスプロバイダと共同で作業をする必要がある」とTurek氏は述べています。「しかし、企業は、特定の垂直(業種別)市場と基幹業務プロセスを把握しているパートナーを探すことも必要である」と同氏は述べています。[1]

 

UCCテクノロジーのサービスプロバイダに頼ることは、ホスティングサービスや管理サービス同様、組織にとってさまざまなメリットがあり、UCCについていうならば、そのうちのいくつかのメリットは特に魅力的です。

CAPEXの削減: UCCを導入する範囲によっては、数多くのサーバ、ソフトウェア、ネットワーク機器が必要になる場合があります。企業は、サービスプロバイダに頼ることによって、それらの性能を実現するための投資を回避できます。これにより、企業は設備投資を節約し、UCCサービスの月額料金を支払うことができます。

ITリソース UCCの導入に必要なネットワークの専門知識を持つITスタッフがいない企業では、そのための要員をすぐに雇う必要がなくなります。またこのような企業では、1つのサービスプロバイダに頼ることで、雇用の必要性を回避することが可能になります。あるいは、最初の段階ではユーザーのためにサードパーティに頼りながら、UCCに関する知識を持つスタッフを増やしていくという段階的なアプローチをとることも可能です。

ネットワークの統合: サービスプロバイダは、初期コストを抑えるために、場合によっては企業が既に導入しているネットワーク機能とUCCを統合させることもできます。UCCテクノロジーには、十分な柔軟性があり、サービスプロバイダは、企業で使用しているネットワークやサーバの現在の性能を活用しつつ、管理対象のオフサイトUCCシステムの信頼性を維持することが可能です。これはハイブリッドセットアップとして知られています。

柔軟な用途モデル: 企業は、UCCのために管理サービスプロバイダを利用することで、どのUCC機能を使用するかを柔軟に選択することが可能です。あらゆる企業が、絶えずハイエンドなUCC機能を必要とするわけではありません。例えば、月次でのビデオ会議のみが必要な企業の場合、ビデオ会議には必要であっても、それ以外では使用しない帯域幅、サーバ、およびソフトウェアを導入する必要は全くありません。その代わりに、企業は、サービスプロバイダを通じて必要なときにUCCのメリットを活用することで、コストを抑えることができ、そのような機能を継続的に利用することの価値を見極めることができます。

UCCテクノロジーの導入は、困難なものではないということは明確です。UCCの管理をサービスプロバイダに委託することで、企業は、社内スタッフや資金を費やすことなく、コミュニケーションとコラボレーションのために従業員が利用できる機能を強化することが可能です。


 

[1] http://www.nojitter.com/blog/229401482